Memo

9、10話アップ/キャラ作り

いつも拍手&メッセージありがとうございます。
ポチだけの方も、お返事不要の方も、とーっても励みになっております。
今回は9、10話の2話分をアップしました。
年末までに、もう1回アップできると思います。

さて、メッセージでお返事不要だったのですが、どうやってキャラ作りしてるの?
という話が度々あるで、私のキャラ設定方法について書こうかと思います。
必要とされてるかどうかわからないですが、私もちょっとまとめておきたいと思いまして。

私の場合、キャラクターありきの場合をのぞいて、
ほとんどプロットと同時進行でキャラ設定を考えます。
大きくわけて3つのカテゴリーについて設定します。順番は特にありません。

1.生い立ち
平凡な中流家庭か、不幸な身の上か、裕福な家庭か、など。


2.性格を考える
生い立ちを踏まえて性格を設定します。その項目は、
 ・本質的な善人度
 ・表面的な善人度
 ・ポジティブ度
 ・冷静度(0は感情的な人)
 ・IQ高い
だいたいこれだけ設定して、これにシチュエーションを与えると具体的な性格が固まってくる。
よくある五角形にすると分かりやすいです。
たとえば100を最高として、

 ・本質的な善人度 80
 ・表面的な善人度 20
 ・ポジティブ度 20
 ・冷静度 20
 ・IQ高い 65

みたいな高校生(貧乏)が財布を拾ったら、
「ネコババするフリをしておきながら、あとでコッソリ交番に届けて、
 その交番で出会った警察官に一目惚れするけど
 ネガティブだから何もできずに帰って来ちゃう」
とか考えると、意地っ張りなのに優柔不断なキャラが出来上がる。


3.容姿を考える
性格がある程度固まってきたら外見を設定。
この性格ならこの容姿、と常識にのっとる場合と、性格とギャップを出す場合があります。
基本的に、身長・体重を設定したら、

 ・魅力的⇔平凡⇔ブサイク
 ・冷たい(意地悪)⇔温かい(優しい)
 ・弱そう⇔強そう

を決めます。例えば2の高校生を、
「ブサイクで冷たくて強そう」な外見だとすると、
「目つき悪いチンピラみたいだけど、ちょっと可愛いじゃねーかコラ」と、警察官が思うかもしれない。


とまぁこんなところです。
でもキャラは成長していくので、最初に決めても変わることが多々あります。

あと、名前は最後に考えることが多いです。
ここまで考えると、キャラの親がどんな人なのかなんとなく見えるので、この親だったらこんな名前付けそうだな~ってことも含めて命名します。

ちなみに、私が重要視してるのは、ディテールよりも「雰囲気」です。
例えば、メガネなら「遊び人っぽいメガネ」や「学者風なメガネ」みたいに、必ず形容詞を付け加えます。そうすると、より具体的にキャラが固まって書きやすいです。

以上、ちょっと偉そうに書いてしまいましたが、左脳人間の私のやり方でした。