Memo

4話アップ/ニキビ薬と副作用

秋の夜長、ビオレの鼻パックをしながら、始まりの日の4話を改稿アップしました。
間が開いてしまってスミマセンです。

さて、昔からニキビに悩まされているんだけど、このほど新しい薬をもらった。
その名も、「ディフェリンゲル」。

皮膚科の先生いわく、
「副作用があるけどよく効く薬、使ってみる? 1ヶ月くらいで効果が出るはずだけど、それまでは一時的に肌が荒れたり痒くなったりする。余計ひどくなったように感じるかもしれないけど、そのうち収まってきて、続ければ効いてくるから」
とのこと。もちろん「効くなら使ってみます」と答えると、
「いい薬だけど、たぶん肌が赤くなったりするから、あんまり酷かったら診るから来てね。あと副作用出ても最低でも3ヶ月は使い続けてね」
と、たぶん3分間に20回くらい『副作用』を連呼した。

あんまり副作用副作用言われて、ちょっと怖くなってきた。
塗り薬でそこまで言われるって、どんだけ酷い副作用なんだ。肌がボロボロで買い物にも行けないなんてことになったらどうしよう。
いや、でも肌は強い方だし、保険適用で安いからここは使ってみよう。
ということで処方箋を持って薬局に行くと、また

「副作用が出るお薬です。肌がピリピリしたり乾燥したり赤みが出たりしますが、2週間ほどで改善してきますので、そのまま使い続けてください。いいですか? 副作用が出ても使い続けてくださいね?」
と、まるで私が聞き分けのない子みたいに何度も念を押す始末。
そして最後には「お大事に」の代わりに「頑張ってください」と言われた(笑)

こりゃとんでもない薬に手を出しているような気がしてきた。
頑張らなきゃいけない副作用のある薬とか、なんか抗ガン剤を思い出すよ。
で、ちょっと心配になってググってみたところ、このディフェリンゲルは、
 

角質の生成を抑制することで異常角化による毛穴の詰まりを防ぐ

引用元:http://www.differin-gel.info/sideeffect/

どうやら「ピーリング」をしているのと同じらしい。
よく言われるピーリングは「角質を外的要因で剥がすことで肌を改善する」のに対して、ディフェリンは「そもそも角質を作らないことで肌を改善する」らしい。
ニキビの菌を減らすとか炎症を抑えるような作用もあるらしいけど、ようはニキビができない肌にしてしまうというということだ。

でも、ネットでの話題はほとんど「副作用」の事。
レビューもたいてい「途中で挫折した」とか「余計にひどくなった」とか書いてある。みんな苦労してるんだなぁ。
ある皮膚科医が「とてもいい薬だが、反面その痛みに耐えられる患者でなければ効かない」というようなことを書いていた。
No pain, no gain.
なんか人生のような薬だ。
 
私にはどの程度の副作用がやってくるんだろう。
あそこまで言われるとちょっと副作用に期待してしまう私は、きっとMなんだろう。