Memo

3話改稿アップ/ホルムアルデヒド

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今日は珍しく仕事も遊びも何もななく、しかも「しまった、今日洗濯すればよかった」と若干後悔するほどの見事な秋晴れだったので朝っぱらから近くのカフェでのんびりパソコンなど開いて3話の改稿をアップしました。
改稿なので目新しい話はないですが、初めての方もそうでない方も楽しんでいただけると嬉しいです。

さて、迫りくる冬に備えて、ネットで厚手のふかふかラグを買った。
新しい家具はたいてい独特のニオイがあるものだけど、今回のラグも化学物質っぽいニオイがした。
例えるならクレヨンを燃やすとこんなニオイがするんじゃないかという感じのニオイ。

たいていは気になることはないし少し時間がたつと消えるから放置してみたんだけど、布製のせいか、部屋中にどう考えても自然界には存在しないだろうというオイニーが充満して夜も眠れない。
この臭いは一体なんなんだ。
ラグそのもののニオイなのか、それともこのラグを保管していた場所のニオイなのか。

そこで思い出すのが「ホルムアルデヒド」。
ウィキペディアさんいわく、

接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり、安価なため建材に広く用いられている。(中略)いわゆる「シックハウス症候群」の対策として現在、建築基準法によりホルムアルデヒドを放散する建築材料の使用制限が設けられている。

オイオイちょっと待て、使用制限が設けられているのは建築材料だけか?家具はどうなんだ!?と思って調べてみたら、去年の4月に東京都生活文化局さんが、なんとも私の望んだ通りの調査をしていた。
その名も、
商品テスト結果 家具から放散される有害物質
新しいタンスで喉が痛い、目がチカチカ
家具からホルムアルデヒドが放散!
30検体中6検体の収納家具でホルムアルデヒド指針値を超過

消費者の危機感を煽るという、おおよそ自治体が発行したプレスリリースのタイトルとは思えないこの調査結果によると、
ホルムアルデヒドについては、内装や造り付け家具は建築基準法に基づく規制がありますが、家具についての規制はありません。
(中略)
ホルムアルデヒドが高濃度で放散されるタンス内に乳児用衣類を1日置いたところ、衣類のホルムアルデヒド濃度は移染により家庭用品規制法の規制値(16ppm)を上回る20ppmとなった。

オイオイそんなにか!
基準値上回るほどのホルムアルデヒドが布に移染するとか、もう商品としてどうなの!って感じだよ。
それに、ホルムアルデヒドは布に移って染み込みやすいってことだ。
ちこのラグのニオイはまさにホルムアルデヒドなのかもしれない。
この強烈なニオイの中で生活するということは、国際がん研究機関が認定しているという発ガン性物質(ウィキより)を毎日吸っているということになる。
これはマズイ。
マズイですよ、奥さん!

と、ここまで調べて危機感満載だったんだけど、じゃあどうするって話になると、堂々と「返品めんどくさい☆」という理由で使い続ける私。
命と返品の労力を天秤にかけて使い続けることを選んだ自分に多少呆れつつ、今日もホルムアルデヒドの中でマルチビタミン&ミネラルを飲む矛盾だらけの人生に万歳。