Memo

レーシックを受ける(事前検査⑤)

拍手&メッセージありがとうございます!
ポチだけの方も、レス不要の方も、とっても励みになってます。
しかもこんなレーシックの話にまでコメントいただき、恐れ入ります。
こんなフジョシ文章ですが、参考になっていると嬉しいです。

にしても、気がつくともう⑤・・・・
事前検査だけで⑤って、しかも毎回記事が長い・・・今回は特に。
そんな大したことしなかったような気がしたんだけど、なんでだ?
まぁいいや。

そんなわけで、眼球に棒を当てる検査(気に入った)を終えて待合室で待った。
もちろんこの間も疑似老眼で携帯も本も全然見えない。
よってまた大自然のハイビジョン映像を眺めていると、これまでとは全く逆方向(診察室があった)から男性に呼ばれた。
メガネしてなくてもわかる。
これはまぎれもなく手術着だ、医師だ、できる男のオーラだ。
ついにラスボスだ!

事前検査 phase3/3
ラスボスと言いつつ、いたって物腰の柔らかい先生だった。
普通は医者に行くとスタッフが名前を呼んで先生は中で座って待ってることが多いんだけど、ここでは先生自身が外まで呼びに来た。
ほほぅ、なかなか好印象だ。

瞳孔が開いててメガネかけるのが嫌で、メガネを手に持って診察室へ行くと、中にはスタッフはいなくて、先生だけだった。
それに検査のためだと思うけど、診察室はかなり暗い。
しかもメガネ外しているから相当視界が悪い。
こ、このシチュエーションがもしBLであったら・・・フフフ。
もちろん妄想が膨らんだんだけど割愛する。

少し説明があって、また機械の中の光を見る検査と目を覗かれる(?)検査をした。
ひととおり検査を終えて「メガネかけて大丈夫ですよ」と言われてメガネをかけたら、先生はラスボスにしては若い好青年だった。

さて、肝心の検査の結果だけど「角膜の厚さは約540μmですね」とのこと。
この「角膜厚」は、手術を受けられるかどうかにおいてかなり重要なものらしい。
角膜が薄いとレーザーで角膜を削れないから手術を受けられないとのこと。

というのも、レーシックとは角膜の表面を削りとる手術なんだけど、その削る量は「矯正度数」で決まる。
この矯正度数(私は-6.00)で決まった量を削っても大丈夫なくらい角膜が厚いかどうか、が肝みたい。

これはメガネのレンズと角膜が同じ役割だと思えば分かりやすい。
例えば、メガネはガラスを削って厚いところと薄いところを作り、光の屈折角度を調整しすることで、物をはっきり見せる。この厚薄の差が小さいと度が弱くて差が大きいと度が強い。
つまり元のガラスが薄いと削っても厚い箇所と薄い箇所の差が小さく、屈折角度の調整の幅が狭くなるということ。ちなみに視力の悪い人のレンズが厚くなるのはそのため。(今はそうじゃないレンズもあるけど)
それと同じで、レーシックはレンズを角膜に置き換えたものだから、もともと角膜が薄いと厚みの差を付けられず、度の弱いレンズしかできないけど、角膜が厚いと削る余裕があるから厚いレンズもできる、というわけだ。

※この時紙に書いて説明してくれた先生の手が細く長い節ばった指で「医者の手」って感じで、ものすご~く私の好みの手だった。(大事なことなので米印にしてみた)

先生の手にほれぼれしていると、
「540だったら余裕がありますね。平均は520μmなので、平均以上です」
と先生が褒めてくれた。
平均以上という言葉に弱い私は「おお。でかした」と内心ガッツポーズ。
その後、また術後の合併症の話をちょっと聞いて診察は終了。

何度も言うけど、あの先生の手は本当に好みだ。
帰宅してサイトを見たら、写真が大々的に載っている先生でなんと「総括院長」となっていた。
おお、一番偉い先生だったのか!
てかかなり若かったぞ?
若くして自由診療クリニックの偉い人ってことは、やっぱりできる人なのか。
そして世間で言うところのプチ・セレブだ。
セレブ院長には敬語の秘書が必要・・・いるじゃないか、惣一郎のお相手が。

帰る前の最終確認・目薬処方など
先生の美しい手に未練を残しつつ診察室を出て待合室で待っていると、カウンセリングをしてくれた女性に呼ばれて別のブースへ。
話の内容は、手術の確認と前日から点眼する目薬などについてで、終始和やかに。

(1)手術当日の注意事項
これ、けっこう驚いた。
「香水、整髪料、香りの強いクリーム禁止(レーザーの精度に影響するので絶対にNG)」
へぇ、臭いってレーザーの精度に影響するのか。知らんかった!
本当かいな? と思ってちょっと検索したら、レーザーと臭いの因果関係についてはヒットしなかった。もしかしたらレーザーそのものより使う機械自体に何かしらの影響があるのかもしれない。臭いが影響するなんて、相当繊細で気難しい機械なんだろうなぁ。高飛車だ。じゃなくて高そうだ。
その他の注意事項は、アクセサリーとか化粧はするな、運転・飲酒禁止みたいな予想通りのことだった。

(2)手術後の保護メガネ(恥ずかしい)
手術後に保護用のダテ眼鏡を貸してくれるとのこと。
ちょっとだけ見せてもらったら、オリラジの藤森がかけてる細めの黒縁で、眼鏡と顔の隙間にカバーが付いているやつ(こんなの)だった。
ちょうど花粉症の季節だけど、こんなのしてる人一度も見たことない。
これで帰宅はちょっと恥ずかしいな・・・でもここまでするってことは、やっぱり掛けないといけないんだよねぇ?
この眼鏡は翌日の検診時に返却するので、それまでにダテ眼鏡を用意して術後1週間外出時は眼鏡かけてくださいと言われた。
幸い、私は眼鏡を買ったデパートが隣にあったので、手術直前にレンズを変えてもらうことにした。
ビバ横浜。

(3)コンタクト下取り
サイトに書いてあったらしいけど私は全然気付かなかった!
なんと、嬉しいことに未開封のコンタクトレンズの下取りをしてくれるとのこと。
ヤフオクとか出品しちゃいけない医療用品だし、捨てるのももったいないし、密かに売れないものかと考えてたんだけど、なんと下取りしてくれるサービスがあった。
大した額じゃないけど、購入額の70%くらいで買ってくれるからかなり嬉しい。
これって他のクリニックにもあるのかな?
なかったら、私の受けたクリニックがバレる・・・くれぐれも惣一郎の話だけはご内密にお願いします。

(3)その他
他、契約書など渡された。
私の場合は、生涯補償だったのでその保証書ももらった。内容には再手術一生涯無料保証と書いてあったから、術後何かあってもまぁ安心かな、というところ。
一番安いプランでこれならコスパはかなりいいと思う。

あとは、手術の前日の朝から点眼する目薬をもらった。細菌を殺す目薬とのこと。確かに普通は手術する時に消毒するもんね。
目はイソジンとかアルコールで消毒できないからその代わりに弱い消毒なのかも、それで前日から消毒しないといけいないのかな。

帰宅
家に帰る道、普通にメガネしてたんだけど、瞳孔が開いてるせいで光が少し眩しかった。
電車の中とかで携帯をいじろうとしたら、目の前にある携帯の文字がぼやけて見えない。
まだ疑似老眼だった。
地元の駅に戻ってパスタ屋で夕飯を食べたんだけど、その時うっかりメガネを外したまま携帯を見たら、非常にクリアに見える。
でもメガネかけたらぼやける。
ほんと不思議な眼薬だ。
帰宅してコンタクトに付け替えてからも、まだ近くのものは見えづらくて、パソコンとか腕伸ばして打ってた。
翌朝にはすっかり元通りになっていたけど。

さて、いよいよ明日は手術。
目の健康のためにも、ブルーベリーサプリ飲んで早く寝よう。