最近、山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読みました。
実際にあったJALの懲罰人事や御巣鷹山墜落事故なんかをからめて、
企業のあり方なんかを深く追求した小説です。
飛行機に乗れなくなりそうな気がしました。
ちょうど福知山線脱線事故の時期と重なって、
御巣鷹山と福知山線の事故に共通点があるような気がして、
すごく残念な気持ちになりました。
人間を追い詰めるのは、結局人間なんだと、
改めて思いました。
何度か映画化、ドラマ化の話がありますが、
相手がJALだけに、頓挫しているようです。
大企業の膨大な広告費用を考えると、どこも難しそうですね。
学ぶことの多い小説でした。